古川日出男『あるいは修羅の十億年』

書誌情報

  • あるいは修羅の十億年あるいわ しゅら の じゅうおくねん
    古川日出男ふるかわひでお
    2016-03-04
    集英社
    2026年東京。放射能汚染によって隔離された被災地「島」からやってきた、天才的騎手・喜多村ヤソウ。東京オリンピック後、スラム化した“鷺ノ宮”を偵察する「島」生まれの喜多村サイコ。先天性の心臓病を患う少女・谷崎ウラン。17歳と19歳と18歳の3人が出会うとき、東京を揺るがす事態が巻き起こるー。日本、フランス、メキシコ、そして「島」。遙かな未来になけなしの希望を託す、近未来長編。

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