楠見朋彦『零歳の詩人』

書誌情報

  • 零歳の詩人れいさい の しじん
    楠見朋彦くすみともひこ
    2000-01
    集英社
    旧ユーゴスラビアの都市で地下生活を送るアキラを中心に繰り出される言葉は、随時、語り手を替え、詩人や兵士や市民の言葉が引用され、報告、告白、手記、詩、批評と、絶えず口調を変えながら、セルビア人にもクロアチア人にも、ボスニア人にも、アメリカ人にも書きようのないテクストを編んでいる。第23回すばる文学賞受賞作。

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