山極寿一/小川洋子『ゴリラの森、言葉の海』

書誌情報

  • ゴリラの森、言葉の海ごりら の もり ことば の うみ
    山極寿一やまぎわじゅいち/小川洋子おがわようこ
    2021-10-28
    新潮社 新潮文庫
    野生のゴリラを知ることは、ヒトが何者か、自らを知ることーアフリカの熱帯雨林でゴリラと暮らした霊長類学者と、その言葉なき世界の気配を感じ取ろうとする小説家。京都大学の山極研究室で、野生のサルやシカが生息する屋久島の原生林の中で、現代に生きるヒトの本性をめぐり、二人の深い対話は続けられた。知のジャングルで、ゴリラから人間の姿がいきいきと浮かび上がる稀有な一冊。

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