佐伯一麦『還れぬ家』

書誌情報

  • 還れぬ家かえれぬ いえ
    佐伯一麦さえきかずみ
    2013-02-28
    新潮社
    高校生のとき親に対する反発から家出同然で上京したこともある光二だが、認知症で介護が必要となった父、そして家と、向き合わざるをえなくなる。さらに父の死後、東日本大震災が発生し、家を失った多くの人々を光二は眼のあたりにする…。喪われた家をテーマに著者が新境地を拓いた長編小説。

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