保坂和志『小説、世界の奏でる音楽』

書誌情報

  • 小説、世界の奏でる音楽しょうせつ せかい の かなでる おんがく
    保坂和志ほさかかずし
    2012-10
    中央公論新社 中公文庫
    小説は、人を遠くまで連れてゆくー。書き手の境地を読者のなかに再現する、小説論という小説、10篇。(本書目次より)文庫版まえがき/まえがきー真に受ける能力ー/1 私たちの生を語る言語/2 緩さによる自我への距離/3 グリグリを売りに来た男の呪文/忘れがたい言葉/小島さんの肉声と文学の不死性/K先生の葬儀実行委員として/4 涙を流さなかった使徒の第一信/5 ここにある小説の希望/6 私は夢見られた/7 主体の軸となる現実は…/8 われわれは自分自身による以外には、世界への通路を持っていない/9 のしかかるような空を見る。すべては垂直に落ちて来る。/10 遠い地点からの

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