矢作俊彦/司城志朗『犬なら普通のこと』
書誌情報
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犬なら普通のこと2009-10早川書房 ハヤカワ・ミステリワールド暑熱の沖縄。ドブを這い回る犬のような人生。もう沢山だーヤクザのヨシミは、組で現金約2億円の大取引があると知り、強奪計画を練る。金を奪ってこの島を出るのだ。だが襲撃の夜、ヨシミの放った弾は思いがけない人物の胸を貫く。それは、そこにいるはずのない組長だった。犯人探しに組は騒然とし、警察や米軍までが入り乱れる。次々と起こる不測の事態を、ヨシミは乗り切れるのか。血と暴力の犯罪寓話。