伊藤比呂美『切腹考』

書誌情報

  • 切腹考せっぷくこう
    伊藤比呂美いとうひろみ
    2017-02-23
    文藝春秋
    鴎外を読むことが、生きる死ぬるにつながるのである。かつて切腹のエロスに魅せられた詩人は鴎外に辿り着く。侍たちの死生観をさぐりつつ語りなおす「阿部一族」。日本語を解さぬ夫を看取りながらの「ぢいさんばあさん」。誕生、離別、天災…無常の世を生きるための文学。

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