矢作俊彦『ららら科學の子』

書誌情報

  • ららら科學の子ららら かがく の こ
    矢作俊彦やはぎとしひこ
    2006-10-06
    文藝春秋 文春文庫
    男は殺人未遂に問われ、中国に密航した。文化大革命、下放をへて帰還した「彼」は30年ぶりの日本に何を見たのか。携帯電話に戸惑い、不思議な女子高生に付きまとわれ、変貌した街並をひたすら彷徨する。1968年の『今』から未来世紀の東京へー。30年の時を超え50歳の少年は二本の足で飛翔する。覚醒の時が訪れるのを信じて。

関連リンク