宮本輝『焚火の終わり 上』

書誌情報

  • 焚火の終わり 上たきび の おわり
    宮本輝みやもとてる
    2015-03-10
    文藝春秋 文春文庫
    妻を喪った三十四歳の茂樹には、美花という異母妹がいる。島根の岬の家で育ててくれた祖母が逝き、美花は出生への疑念を口にした。茂樹の母が書き遺した“許すという刑罰”の言葉は?家族写真で幼い美花を抱いた男の顔は、なぜくり抜かれたのか?二人の想いはやがて、岬の家を訪れて共に楽しんだ焚火のように燃え上がる。

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