宮本輝『焚火の終わり 下』

書誌情報

  • 焚火の終わり 下たきび の おわり
    宮本輝みやもとてる
    2015-03-10
    文藝春秋 文春文庫
    北海道のキャンプの夜、兄妹はついに結ばれた。その仲間もさまざまな愛に苦しんでいた。「共同体が崩れるとき、その原因は、たいてい男と女のことや」-岬の家もあるいは小さな共同体だったのか。海外赴任を前に茂樹は会社を辞し、美花と岬の家で生きる決意をする。詮索は終わりにしようと思った二人だったが…。

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