伊藤比呂美『犬心』

書誌情報

  • 犬心いぬごころ
    伊藤比呂美いとうひろみ
    2016-02-10
    文藝春秋 文春文庫
    十四年間をともに過ごした愛犬、ジャーマン・シェパードのタケ。最後の数年、その一挙手一投足に、死は、生は、と考えた。浮かび上がってくるのは、カリフォルニアから熊本へと、遠距離介護を続けた父の姿だったー。パピヨンのニコ、ルイにも囲まれた生活のなかで、詩人は思索を深める。これは、いのちのものがたり。

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