いしいしんじ『悪声』

書誌情報

  • 悪声あくせい
    いしいしんじいしいしんじ
    2019-08-06
    文藝春秋 文春文庫
    廃寺のコケの上に置かれた赤ん坊「なにか」。「ええ声」を持つ彼は、ある夫婦に引き取られ「オニちゃん」と呼ばれて成長する。ある時、その特別な声を否定され、いつしか「悪声」となっていくー。迸るイメージ、疾走するストーリー。まっさらな姿勢で見たまま感じたままを連ね、河合隼雄物語賞を受賞した力作長篇。

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