松浦理英子『最愛の子ども』

書誌情報

  • 最愛の子どもさいあい の こども
    松浦理英子まつうらりえこ
    2020-05-08
    文藝春秋 文春文庫
    “パパ”日夏、“ママ”真汐、“王子”空穂。それぞれのかかえる孤独ゆえに、家族のように親密な三人の女子高校生。同級生の「わたしたち」の見守る中、愛も性も手探りの三人の関係はしだいに揺らぎ、変容してゆく。家族、少女、友愛といった言葉の意味を新たにする、時代を切り開く作家が到達しえた傑作。

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