樋口一葉/松浦理英子『たけくらべ』

書誌情報

  • たけくらべたけくらべ
    現代語訳げんだいごやく
    樋口一葉ひぐちいちよう/松浦理英子まつうらりえこ
    1996-11
    河出書房新社
    吉原のとなり町“大音寺前”、子どもたちは二つのグループにわかれて対立していた。やがて遊女になるさだめにある少女・美登利と、美登利がほのかに思いをよせる寺の息子・信如。そのふたりもこの対立にまきこまれていく。-あわい恋のめざめ、少女が女になる哀しみ…少年少女たちが信じられないほどピュアだった時代の信じられないほどせつない物語を『親指Pの修業時代』の作者が優雅に現代語訳。

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