笙野頼子『金毘羅』

書誌情報

  • 金毘羅こんぴら
    笙野頼子しょうのよりこ
    2010-09-07
    河出書房新社 河出文庫
    「私は、金毘羅になった!」1956年嵐の夜、人の子の体を借りて、深海から陸に移り住んだ私=「金毘羅」。失った過去の記憶が甦る時、近代が封印した、魂の歴史と祈りの本質がついに開かれる。21世紀いまだ解決されざる内面の神話に挑戦した、超絶怒濤の世界文学。第16回伊藤整文学賞受賞作品。著者記念碑的代表作。

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