春日武彦『屋根裏に誰かいるんですよ。 : 都市伝説の精神病理』
書誌情報
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屋根裏に誰かいるんですよ。 : 都市伝説の精神病理都市伝説の精神病理2022-10-06河出書房新社 河出文庫“幻の同居人”とは何か? 自分の家の屋根裏など、あまり立ち入らない薄暗い空間に、見知らぬ人物がいつの間にか棲みつき、居間から物を盗んだり悪戯したり、騒ぎ声を立てたりする……日常と非日常のあわいでうごめく、ステレオタイプにして不可思議な都市伝説の物語に、精神科医がメスを入れる。 ・ 屋根裏に誰かいるんですよ。--そんな訴えを聞くことがある。それまで冷静だった人が、突如何事でもないかのように、心の闇が屋根裏や押入れに投影され、“幻の同居人妄想”となって噴き出してくる。ミステリや都市伝説、そして事件にも反映されるように、室内とは、脳内におぞましいが懐かしくもある想念を育む非日常の場所なのか。異色作、ついに文庫に! ・ 「家は心休まる空間であると同時に、狂気を培養する孵化器でもある。」(本文より)