青木淳悟『いい子は家で』

書誌情報

  • いい子は家で
    青木淳悟
    2013-04
    筑摩書房 ちくま文庫
    定年退職間近の父、会社をやめて実家に戻ってきた兄、家族の眼を気にしながら女友だちのもとに通う弟、そして母。一家の日常には不可思議な出来事が見え隠れするが(『いい子は家で』)。家族、家事、間取り、はては玄関の鍵の仕組みまで、徹底的に「家」を描く(『ふるさと以外のことは知らない』)。三島賞作家による驚異の「新・家族小説」。一篇を増補し、待望の文庫化。

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