笙野頼子『おはよう、水晶ーおやすみ、水晶』

書誌情報

  • おはよう、水晶ーおやすみ、水晶おはよう すいしょう おやすみ すいしょう
    笙野頼子しょうのよりこ
    2008-12-16
    筑摩書房
    その名前はろむる、水晶の髪、昆虫の翼、種族名、ヒトトンボ、天人星、夏王子、とも書く。性質は非情、楽器を鳴らす。その卵はフェリーにより、千葉に運ばれた、人の記憶に入り込み、「ともに暮らす」。彼との別れに関する警告と注意。世界と対峙する内面の静かな朝…悲しみを超克する水晶の覚醒。

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