金井美恵子『金井美恵子エッセイ・コレクション = KANAI MIEKO ESSAY COLLECTION : 1964-2013 3 (小説を読む、ことばを書く)』

書誌情報

  • 金井美恵子エッセイ・コレクション = KANAI MIEKO ESSAY COLLECTION : 1964-2013 3 (小説を読む、ことばを書く)かない みえこ えっせい これくしょん : せんきゅうひゃくろくじゅうよん にせんじゅうさん
    1964-2013せんきゅうひゃく ろくじゅうし にせん じゅうさん
    金井美恵子かないみえこ
    2013-10-29
    平凡社
    絢爛の椅子 アーサー・ランサムの世界 序奏・天沢退二郎あるいは汁への導入部の手前で 桃-あるいは下痢へ 吉岡実 吉岡実とあう-人・語・物 他人の言葉 アリスの絵本 甘美な眠りの逆説 野坂昭如 吉田健一『私の食物誌』 単純さと優雅さ 快楽と死-怪奇な話 吉田健一 落ちつける場所 吉田健一 岡本かの子覚書 『死の棘』を読む 記述者の躓き 島尾敏雄についてのいくつかのメモ 《虚構》と《面白さ》 小説家と批評 大岡昇平について 「小説家」であること-あるいは「ひたすらな現在」 魅惑の谷崎源氏 谷崎潤一郎『細雪』について 北鎌倉のユートピア しなければよかったこと 箱のなか 高村智恵子 読んだから書く ナボコフのチェーホフ 『ボヴァリー夫人』と私 武田百合子『遊覧日記』東海林さだお『東京ブチブチ日記』 繊細なせこさ 武田百合子『日日雑記』 犬の眼の人 甘美な鈍重 森茉莉 批評家が「小説」を書くという事件 それを知らなかつたのは、損をしたといふ気がします。 『』と「」 プーの森の外で-石井桃子『幻の朱い実』 オースティンの心地良さ 一番はじめの出来事 「根の国」を「小説」で書く、こと 飛び率ゼロ 山田風太郎覚書 ミシシッピの河の流れのように
    たとへば〈君〉、あるいは、告白、だから、というか、なので『風流夢譚』で短歌を解毒する 歌の人々、あるいは『風流夢譚』事件とその周辺 「『風流夢譚』の出版自体は罪ではないし、言論の自由として認められるべきだが、出版によって起こり得る事態を想定しなかったことは責められる」と、島田雅彦は書いた

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