伊藤亜紗/奥野克巳/吉村萬壱『ひび割れた日常』
書誌情報
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ひび割れた日常人類学・文学・美学から考える2020-11-18亜紀書房「コロナ禍」をめぐり、人類学者・小説家・美学者が知見を総動員して「人間とは何か」を問うリレーエッセイ。未曾有の危機を前にして、私たちは「何を考えればよいのか」を見失ってしまった——。
「人間の想像力の果て」からやってきたウイルスによって、我々の日常に無数のひびが走った。
消せない不安と変化を余儀なくされた日々の営みを前に、思考の足場をどこに築けば良いのか。
生命、自然、生と死、共生と敵対。
いま浮上する課題をめぐって、三人の異才がアイディアを持ち寄り、変奏し、問いを深めていくリレーエッセイ。