角田光代『ボクシング日和』
書誌情報
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ボクシング日和2020-07-15角川春樹事務所 ハルキ文庫「私は幾度でも、奇跡の目撃者になりたい。そこに物語が生まれるから」-小説家の角田光代さんは、ともかくも心を強くしたいと切望し、二〇〇一年元世界チャンピオンの輪島功一さんが会長をつとめるボクシングジムに入会した。そこから、何度か生の試合を見に行くようになり、ボクシングのファンになった。角田さんは思う。「真の強さとは何かを思わず考えてしまうような試合を見たいものだ」。打たれても打たれても何度でも立ち上がり、懸命に戦う男たちの感動のドラマ。