戸梶圭太『原子力宇宙船地球号』

書誌情報

  • 原子力宇宙船地球号げんしりょく うちゅうせん ちきゅうごう
    戸梶圭太とかじけいた
    2012-09-21
    イースト・プレス
    相次ぐ原発事故により、人の住めない星となった地球。世界中の人々は絶望し、狂い、わずか4年間で20億人が死亡した。生存を期す人々は、6000万人が搭乗可能な超巨大宇宙船「ザ・ウィル」を建造。地球型惑星を目指し、300年を超える長旅に出発した。しかし皮肉にも、動力源である原子力エンジンのひとつが爆発。この非常事態を収拾するべくスーパーコンピューター「ヤレンコフ」が導き出した答えは、暴力と狂気と放射能に満ちたこの宇宙最悪の現場に、今や最下層労働者と成り果てた日本人を送り込むというものだった…限界サバイバル・エンターテインメント。

関連リンク