春日武彦『無意味とスカシカシパン : 詩的現象から精神疾患まで』

書誌情報

  • 無意味とスカシカシパン : 詩的現象から精神疾患までむいみ と すかしかしぱん : してき げんしょう から せいしん しっかん まで
    詩的現象から精神疾患までしてきげんしょうからせいしんしっかんまで
    春日武彦かすがたけひこ
    2021-04-21
    青土社
    世界の断片としてのエッセイ 雲丹の味と安楽椅子探偵 コレクターの精神構造 耳をそばだてる楽しみ ラブドールと占い師 浄土と南極 重心としての自己愛 いざこざと人生 「パターン」という武器 自己愛社会の力学 「志」なき時代のなかで わかりやすい子・わかりにくい子 「ガッツ」の意味と構造 「チャレンジ不要」の時代に生きる子どもたち 牧場の眺めと音楽室、そして陰口 感謝されてこその精神科医療、といった図式が成立しない難儀さについて 救いのない孤独と趣味としての孤独 「居場所がない」という感覚とは何か 自己救済としての家づくり 快気祝いと絶好調 ヒマにも二種類ありまして ときたま患者さんから「人生に意味はあるのでしょうか」という質問を突きつけられます

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