中上紀『いつか物語になるまで』

書誌情報

  • いつか物語になるまでいつか ものがたり に なる まで
    中上紀なかがみのり
    2004-06
    晶文社
    嘘と物語の区別もつかない年頃から、ずっと“おはなし”を創り続けてきた。語っている本人でさえも、嘘と知りつつ引き込まれてしまうような創り話。「もしそれが鮮やかな光を放つ優しい嘘なら、いつしか物語に変わり生きつづける」父・中上健次の故郷熊野の記憶、毎年のように足を運ぶアジアでの体験、海外の文学者たちとの交流の日々…さまざまな人生の断片からあざやかな物語を紡ぎ出す、著者快心のエッセイ集。

関連リンク