荒木経惟/中上紀『再びのソウル「記憶」』

書誌情報

  • 再びのソウル「記憶」ふたたび の そうる きおく
    荒木経惟あらきのぶよし/中上紀なかがみのり
    2004-10
    アートン
    荒木経惟の韓国行きは1982年から始まった。1984年、中上健次との共著『物語ソウル』を出版。急激な近代化と人口流動が都市ソウルに「タル・トンネ(貧民街)」を生み、人々のどん欲なエネルギーがそこかしこに路地をはりめぐらしていた。2004年夏、荒木は再びソウルに向かい、記憶を辿る。父の歩いたソウル、父が愛した消えゆく路地とタル・トンネを中上紀は荒木に導かれて歩いた。

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