柳美里『福島県南相馬市小高区東町1-10』

書誌情報

  • 福島県南相馬市小高区東町1-10ふくしまけんみなみそうましおだかくひがしまちいちのじゅう
    柳美里ゆうみり
    2026-03-11
    福島民報社
    小高から、南相馬から、相双地区から、浜通りから、福島から、東北から、という起点に拘ってものを創り、発信していく。 …最後のページを閉じた時に、もし心に残る場所がありましたら、お便りでお知らせいただけるとうれしいです。  そして、その場所を訪ねていただけましたら、わたしは幸せです。 ー「まえがき」より 東日本大震災・東京電力福島第一原発事故後、福島県南相馬市のラジオ番組で、被災した大勢の人々の話を聞いた柳美里さん。 2015年3月、鎌倉市から南相馬市へ転居。 2018年4月、南相馬市小高区に本屋「フルハウス」オープン。 南相馬市小高区を拠点に創作活動に取り組み、発信を続ける。 福島県の地方紙・福島民報に2015年から2021年まで連載した心揺さぶるエッセイ66編を1冊にまとめた。 柳さんが被災地を見つめ、ともに生きる人々の思いをつづる。 まえがき 1 目次 5 友情 12 復興の歌 15 風景の中の暮らし 18 死の方角から吹く風 21 原高吹奏楽部 24 朽ちる家 27 骨折 30 夜の森公園(南相馬市原町区) 33 どんと祭 36 小高工業高校 39 南相馬市鹿島区八沢地区 42 お浜下り 45 生き物たちとの交信 48 ねこのおうち 51 五年四カ月 54 火の祭 57 吹奏楽コンクール東北大会 61 よその梨 64 教壇に立つ 68 小高産業技術高校校歌 72 元日の投げ餅 75 サイン上達? 78 六年目の黙祷 81 連帯と独立の意志 85 命日 90 母の只見 93 そして、小高へ 96 血が滲む郷愁 99 無限の前で 102 窓の外の結婚式 106 始球式 109 夢の設営 112 げんかつぎ 115 本と人との出会い 118 惜別 121 フルハウス 124 美しい場所を創る 127 十六歳のわたし 130 草を刈る人 133 二度目の旗揚げ公演 137 十二人の俳優たち 140 まず飛ぼう 144 帰省 147 静物画 150 船から下りても 153 沈黙の作法 156 時めく時間 159 結び直される関係 162 芋虫 165 ある晴れた日に 168 魂の避難所 171 お葬式 174 初日の出 178 出口を探す 181 温泉地巡り支える 184 慎重に顔を上げて 188 心の傷口塞ぐには 191 全米図書賞 194 かけがえのない悲しみ 197 魂に空気を送り込む 200 不屈の黒猫の楽隊 203 海に桜が咲いてる 207 苦しみながら苦しみから脱するには 212 悲しみを抱え直す 216 淋しさという現像液 220 苦境と必要 223 あとがき 228

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