熊野本宮大社

熊野速玉大社熊野那智大社と並ぶ熊野三山の一つにして熊野詣での中心、熊野本宮大社。崇神天皇の時代(紀元前33年ごろ)の創建と伝わります。

八咫烏の幟が目につく参道を歩き、「甦る日本!」と勇ましい垂れ幕のある神門をくぐると四社が並んでいます。左から熊野牟須美大神を祀る第一殿、速玉之男神を祀る第二殿、主祭神たる家都美御子大神を祀る第三殿(證証殿)、天照大神を祀る第四殿となっています。この順に参拝しましょう。本殿周辺にとても強い神気があります。また、本殿の右にある木のあたりもパワースポットと言います。

熊野本宮大社はもともと熊野川中州に建っていたのですが、明治期に洪水で社殿が流失、現在の位置に遷座しています。旧社地は本宮から歩いてすぐの場所で、大斎原(おおゆのはら)と呼ばれ、現社殿の上四社に対して中四社、下四社という八殿が現在も小さな祠に祀られています。大斎原に立つと大地のエネルギーが立ちあがっているような気配が感じられます。こちらもあわせて立ち寄りたい場所です。というより、熊野本宮の本来のパワーは大斎原のほうにあります。

名称
熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)
所在地
和歌山県田辺市本宮町本宮1110
営業時間
8~17時
料金
無料
公共交通
紀勢道 大宮大台ICから2時間30分
サイト
熊野本宮大社

熊野本宮大社周辺の温泉・宿泊施設

パワースポットのパワーをよりいっそう吸収するにはあわせて温泉に立ち寄るのが効果的。熊野本宮大社の周辺には湯の峰温泉があります。熊野詣での湯垢離場として知られた温泉で、日本最古の湯ともいいます。天然石をくり抜いた小さな湯船を板で囲った「つぼ湯」が名物で、世界遺産の温泉でもあります。

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