島田雅彦『夢使い』レビュー

書誌情報

島田雅彦『夢使い』表紙
夢使いゆめつかい
レンタルチャイルドの新二都物語
1989/11
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:舞子の嗅覚 / 隕石と乳母車 / しょうがないという理論 (ほか)

レビュー

ニューヨークを歩く皮膚感の長編。孤独を切り売りするレンタルチャイルド、心の友ミカイナイトといろんな仕掛けがあり、舞台も世界を駆け巡る。文章修辞をとっても「模造人間」から確実に抜け出た会心の作といえる。
読了:1996/07/01

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