宮本輝『ひとたびはポプラに臥す 6』レビュー
書誌情報
ひとたびはポプラに臥す 6
2000/04
NDC:915 | 文学>日本文学>日記 書簡 紀行
目次:第17章 星と花園 / 第18章 インダスという名の銀河 / 最終章 火を踏みしめる少年
レビュー
シリーズ完結編、終点イスラマバードまで。ガンダーラの事物に触れながらも中国を振り返り、故郷へ遡り、道に向き直ることで旅の想いはすでに土地を離れている。鳩摩羅什の背中は霞んでいても、自分の足跡は見える。
読了:2004/11/14