藤沢周『第二列の男』レビュー
書誌情報
第二列の男
2005/07
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:蟻 / 脈拍の間 / オクトパス・ガーデン (ほか)
レビュー
藤沢っぽい握りこぶし全開な作品、精緻な文体で腰の据わった作品、実験的な崩れ方の作品、とバラけた短篇集ながら主人公たち全員が倦んでいる。溜息が重くてやりきれない。日雇い労働者が掛け算をやったところでさ。
読了:2005/08/21