角田光代『地上八階の海』レビュー

書誌情報

角田光代『地上八階の海』表紙
地上八階の海ちじょうはっかいのうみ
2000/01
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:真昼の花 / 地上八階の海

レビュー

アジアに沈没するバックパッカー「真昼の花」、母や兄の平凡な生活に苛立つ「地上八階の海」。世間に馴染めず社会から黙殺される自分を断罪するふりで、正しいのは私のほうだという裏の思いが今風に息苦しくて凄惨。
読了:2005/12/31

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