西村賢太『暗渠の宿』レビュー

書誌情報

西村賢太『暗渠の宿』表紙
暗渠の宿あんきょのやど
2006/12
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:けがれなき酒のへど / 暗渠の宿

レビュー

文体も態度も時代がかった無頼な私小説。風俗嬢に騙され、藤澤清造に心酔し、飲んで暴れる。全部同じテーマだと聞いて何を評価したらと迷うが、初の西村作品としてはその動機としての「怨念」に感嘆しながら読んだ。
読了:2011/12/11

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