村上龍『すべての男は消耗品である。 Vol.7 置き去りにされる人びと』レビュー
書誌情報
すべての男は消耗品である。 Vol.7 置き去りにされる人びと
2003/06
NDC:914 | 文学>日本文学>評論 エッセイ 随筆
目次:勝ち組と負け組という嘘 / 富の再配分ができなくなった権力は滅ぶ / 日本、日本人という主語の限界 (ほか)
レビュー
格差社会の進行によって「置き去りにされる」層が存在するにもかかわらず、明確なアナウンスメントがない。日本社会と政治について一貫した物言いが気持ちいい。啓蒙の意志はまったくない著者だがちゃんと伝わって。
読了:2006/09/24