川上弘美『光ってみえるもの、あれは』レビュー

書誌情報

川上弘美『光ってみえるもの、あれは』表紙
光ってみえるもの、あれはひかってみえるものあれは
2003/09
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:すべて世はこともなし / 夜になると鮭は… / 木のぼりして (ほか)

レビュー

川上作品としてはわりと素直に少年の成長を見守る青春小説。登場人物には友達みたいな家族だとか女装する親友だとか、定型ながら不思議な綾がある。ハッピーエンドとも言えないのにこの爽やかな読後感はなんなんだ。
読了:2007/03/03

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