島田雅彦『退廃姉妹』レビュー

書誌情報

島田雅彦『退廃姉妹』表紙
退廃姉妹たいはいしまい
2005/08
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:退廃姉妹

レビュー

舞台は戦後、米兵たちの体と心を占領する女たちの逞しい生き方。慰安所と闇市と生命力と。現代へ連なる退廃の歴史を描きながら、大ドラマ的な恋の物語でもある。無限カノンの裏側のような、女が歌う希望のロマンだ。
読了:2007/11/18

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