奥泉光『『吾輩は猫である』殺人事件』レビュー

書誌情報

奥泉光『『吾輩は猫である』殺人事件』表紙
『吾輩は猫である』殺人事件わがはいはねこであるさつじんじけん
1996/01
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:序章 吾輩の上海到着迄の顛末及び事件の発端 / 第二章 苦沙弥先生横死を巡る謎の数々 / 第三章 諸猫の捜査が開始される (ほか)

レビュー

漱石の文体を模写したパスティーシュ、苦沙弥先生の殺人事件を巡る推理モノ、さらにはSFテイストまで入った「勝手な続編」。原作を読んだ人はニヤリとできる仕掛けが大小いっぱいで、なんてサービス精神旺盛なんだ。
読了:2010/07/04

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