奥泉光

奥泉光プロフィール&ガイド

奥泉光(おくいずみひかる)―1956年生まれ(69歳)。山形県東田川郡三川町出身。小説家。

1986年「地の鳥天の魚群」が「すばる」に掲載され小説家としてデビュー。

1993年『ノヴァーリスの引用』で第15回野間文芸新人賞、1994年『石の来歴』で第110回芥川賞、2009年『神器』で第62回野間文芸賞、2014年『東京自叙伝』で第50回谷崎潤一郎賞、2018年『雪の階』で第31回柴田錬三郎賞および第72回毎日出版文化賞受賞。

関連作家・似てるかも作家:柚月裕子 阿津川辰海 深緑野分 小川洋子 辻真先 塩田武士 大沢在昌 竹本健治 島田雅彦 町田康

奥泉光おすすめ本ベスト

  1. 『世界文学は面白い。』表紙
    世界の名作文学をネタにした漫談。唐突なギャグにニヤニヤさせられながらも、作品の解釈が真っ当にして斬新で、「文学の読み方」という高品質なテキストになってる。『異邦人』もこう読んだら確かに良い人なのかも。
    文学

奥泉光レビュー一覧(4冊)

  1. 『世界文学は面白い。』表紙
    世界の名作文学をネタにした漫談。唐突なギャグにニヤニヤさせられながらも、作品の解釈が真っ当にして斬新で、「文学の読み方」という高品質なテキストになってる。『異邦人』もこう読んだら確かに良い人なのかも。
    文学
  2. 『モーダルな事象』表紙
    無名の童話作家の遺稿を「発見した」ことにされ脚光を浴びる助教授と、殺されてゆく関係者、アトランティスの謎。いろんな趣味断片をぶち込んだミステリーで、読む人を選びそう。「文学の持つ力」への信頼と憧憬も。
    文学(小説)

奥泉光の新刊・近刊

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