笙野頼子『二百回忌』レビュー

書誌情報

笙野頼子『二百回忌』表紙
二百回忌にひゃくかいき
1994/05
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:大地の黴 / 二百回忌 / アケボノノ帯 (ほか)

レビュー

狂騒的で祝祭的な二百回忌。輪郭のぼんやりとした者たちが正体を現さないまま飛び回る、もどかしい夢のリフレイン。カラフルな細部もなんか読むそばから全部こぼれてって記憶には色も残らないという読書体験をした。
読了:2010/08/08

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