山川健一『カナリア』レビュー
書誌情報
カナリア
1993/08
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:第一章 美しく小さな籠 / 第二章 遠い声、甘い匂い / 第三章 あられもない花の写真 (ほか)
レビュー
「エロティシズムと向き合う時、日頃は理性的なさまざまな鎧で武装している自我が、裸にさらされる」。男が怖い女と、事故で立てなくなった男、その妹、肉欲が地べたを這いまわる官能長編。モラルなんて吹き飛ばせ。
読了:1994/07/01