吉田修一『パレード』レビュー

書誌情報

吉田修一『パレード』表紙
パレードぱれーど
2002/02
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:杉本良介 21歳・H大学経済学部3年 / 大垣内琴美 23歳・無職 / 相馬未来 24歳・イラストレーター兼雑貨屋店長 (ほか)

レビュー

男女五人の共同生活、親友でも他人でもない性質の悪い距離感が潤いある文章で描かれる好長編。まるで古きよき時代の青春ドラマのような設定(キャラメイクも)だが、終章の切り落としが絶妙すぎて一筋縄ではいかない。
読了:2002/02/01

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