いとうせいこう『からっぽ男の休暇』レビュー

書誌情報

いとうせいこう『からっぽ男の休暇』表紙
からっぽ男の休暇からっぽおとこのきゅうか
1991/07
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:第1話 篤志家の銅像 / 第2話 一寸法師 / 第3話 鶏の恩返し (ほか)

レビュー

南の島で休暇をとる僕のもとへ不気味に忍び寄る童話。一寸法師やピノキオ、親指姫などがゆっくりと南風に溶け合って、混乱とリラクゼーションを同時にもたらす。間違ってるよぅと焦れるうちに引きこまれる連作短編。
読了:1994/06/01

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