川上弘美『蛇を踏む』レビュー

書誌情報

川上弘美『蛇を踏む』表紙
蛇を踏むへびをふむ
1996/09
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:蛇を踏む / 消える / 惜夜記

レビュー

踏んだ蛇が女になり、部屋に住みつく。次第に彼女を「蛇に似た母のようなもの」として交わり始める。柔らかな文体で描かれる寓意のない寓話。「消える」は吉田戦車のストーリー漫画風な怪しさだが、作者は楽しそう。
読了:2002/08/01

商品詳細&購入情報