村上龍『歌うクジラ』レビュー
書誌情報
歌うクジラ
2010/10
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:第一章 新出島 / 第二章 橋 / 第三章 食品モール (ほか)
レビュー
不死遺伝子を抱えて宇宙へ。ディストピア未来小説。グロを含む執拗な描写は物語を推進しない細部へ注がれていて、プロットがむき出しという印象。語られる思想もナマで共振しにくいが、強烈な鬱エネルギーをご賞味。
読了:2011/03/27