町田康『壊色』レビュー

書誌情報

町田康『壊色』表紙
壊色えじき
1993/07
NDC:914 | 文学>日本文学>評論 エッセイ 随筆
目次:第一章 天丼ゆうてる / 第二章 うどん玉・バカンス・うどん / 第三章 また時間どうりに来やがらぬ (ほか)

レビュー

「初のエッセイ集」というよりは散文詩集だろう。パンク歌手の平凡な日常から涌き出る過激な妄想世界。脳髄の絞りかすのような美風景。唱歌に秘められた悪意を読み解いたり、歌詞集が別冊付録だったり盛りだくさん。
読了:2000/02/01

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