花村萬月『風転』レビュー
書誌情報
風転
2000/06
NDC:913 | 文学>日本文学>小説 物語
目次:第一章 うど橋 / 第二章 刺青の男 / 第三章 盗作 (ほか)
レビュー
父を殺して逃亡する。が、すぐ楽しげなバイク野宿旅(ヤクザ同伴)になるし、ただ旅立つ動機を与えたかっただけかもね。「能書きを垂れて照れる」という構造を全ての登場人物がもっているので、哲学か豆知識かは豊富。
読了:2002/06/03