白石一文
白石一文プロフィール&ガイド
白石一文レビュー一覧(3冊)
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表題作では心中未遂の果てに、「砂の城」では血族の連鎖の先に、生きることの意味を見出す、のだが、心の動きを書き込まない作風ゆえにか伝わりにくいかも。想像力で補う元気があれば一緒に覚醒できるかもしれない。文学(小説)
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生への強烈な諦念で近づく誰もを傷つける「僕」を、最後まで受け入れられない。でも許せるような気がする。表層を泳ぐように三人の女性と関係を続けても、それはタフネスではなくって厚い壁を築く僕らの弱さだから。文学(小説)
白石一文の新刊・近刊
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2024-07-11祥伝社 祥伝社文庫「それって好きよりすごいことかも」 時を経た再会。 凪いでゆく心。 惹かれあうふたりの、 普遍の愛の物語。 「小柳のためならいつでも死んで...
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