金子兜太/いとうせいこう『他流試合―兜太・せいこうの新俳句鑑賞』

- 評価
- 発行
- 2001/04 新潮社
- 種類
- 文学(詩歌)
- 目次
- 俳句は「切れのかたまり」なり / 定型は「スピートを得るための仕組み」なり / 「新俳句」の新しさはここにあり (ほか)
「伊藤園新俳句大賞」から現在の俳句状況を巡る対談。切れと韻律の重要性を語れば、当然日本語全体が見えてくる。いまだ「日本語ラップの祖」の文脈で定型詩の秘密を発見してしまういとう氏。韻はこんなに深いのか。
現代文学100字レビュー
金子兜太(かねことうた)―1919年、埼玉県出身。俳人。
1988年紫綬褒章受賞。
「伊藤園新俳句大賞」から現在の俳句状況を巡る対談。切れと韻律の重要性を語れば、当然日本語全体が見えてくる。いまだ「日本語ラップの祖」の文脈で定型詩の秘密を発見してしまういとう氏。韻はこんなに深いのか。