新井千裕

新井千裕プロフィール&ガイド

新井千裕(あらいちひろ)―1954年生まれ(67歳)。新潟県出身。小説家。

コピーライターから作家へ。

1986年『復活祭のためのレクイエム』で第29回群像新人文学賞受賞。

コピーライター的に言葉の色艶で魅せる、彩りのある物語を描きます。もうどの作品も品切ればかりなのでおすすめしにくいのですが、デビュー作『復活祭の~』は古本屋で見つけたら買ってきましょう。高橋源一郎あたりが好きな人だったらはまるかもしれないです。

新井千裕おすすめ本ベスト

  1. 『復活祭のためのレクイエム』表紙
    言ってよければ80年代的で群像的。事実そうなんだけど。当時の広告業界が志向してた先が見えるかもしれないが今となっては。「ストーリーは無用」系小説として細部は丁寧だし、ちゃんと暖かい落とし所なので安心を。
    文学(小説)

新井千裕レビュー一覧(7冊)

  1. 『図書館の女王を捜して』表紙
    妻を亡くした男と夫を亡くした女のゴーストストーリー。仕掛けがメカニズムのまま見えてるような誘導なんだけれど、図書館に残された香りつきの蝶栞は想像させる。ロリータ順子を巡る長い後書きが唐突な深みで驚く。
    文学(小説)
  2. 『恋するスターダスト』表紙
    8年ぶりの小説。携帯詩人と逆上がりと村おこし、奇妙な小道具を違和感なく積み重ねてゆくテンポのよさは相変わらず。普通はもう少し説明が要る部分もすっ飛ばすので宇宙の果てに思いを馳せるのは読み終わった後に。
    文学(小説)

新井千裕の新刊・近刊

  • 新井千裕『プール葬』表紙
    新井千裕
    2014-12
    中央公論新社 novella・1200
    ぬるい日々に漂う市営プールの管理員。ある日、猫を連れた放浪老人に出会い、彼のコーガンに異変が…
  • 新井千裕『あおむけで走る馬』表紙
    新井千裕
    2014-12
    中央公論新社 中公文庫
    イケなくなった売れっ子ホストの兄、ひたすらビルに登り続ける弟、そして元美人の太った女-「この世界は膨らませたコンドームのよう」と感じる兄・ケ...
  • 新井千裕『図書館の女王を捜して』表紙
    新井千裕
    2009-03
    講談社
    亡くなった妻が図書館の文学全集に残した蝶の栞。白薔薇の香りとともに、書架から書架へ、そして霊界へと誘っていく。彷徨いの果てに出会う心やさしい...