デビット・ゾペティ

デビット・ゾペティプロフィール&ガイド

デビット・ゾペティ(David ZOPPETTI)―1962年生まれ(62歳)。スイス出身。小説家。

日本に住み、テレビの記者・ディレクターを勤めた。

1996年『いちげんさん』で第20回すばる文学賞受賞。

作品は日本語で書かれているので、日本文学とみなします。

関連作家・似てるかも作家:リサ・ステッグマイヤー

デビット・ゾペティレビュー一覧(2冊)

  1. 『アレグリア』表紙
    カナダでバレエを磨く日本人少女と、日本で暮らすアメリカ人画家との交流を通じて、異文化のなかでの居場所と「帰るべき場所」を探す物語。バレエからフラメンコへ心が移ってゆくあたり、なかなかぐっとくるシーン。
    文学(小説)
  2. 『いちげんさん』表紙
    盲目の少女に小説を朗読して聞かせる留学生の愛と失意。排他的な街で苛立ちを少しずつ貯蓄してゆく「外人」の心の震えが丁寧に描かれる。視線という小道具も上手い。賛否両論かもしれないが彼の比喩の癖は結構好き。
    文学(小説)

デビット・ゾペティの新刊・近刊

  • ZoppettiDavid『奇跡のタッチ』表紙
    ZoppettiDavid
    2023-01-25
    星雲社 (発売)
    日本文学史上初の“足もみ小説”が誕生!足裏への刺激で思いがけない神秘が起きる。かけがえのない相手との再会を果たした者は、心が癒され、新たな勇...
  • ZoppettiDavid『旅立ちの季節』表紙
    ZoppettiDavid
    2016-05-21
    講談社
    64歳で航海士としての勤めを終えた楠木健太。妻に先立たれ小樽にひとり暮らす彼は、あるきっかけで「終活」をはじめた。それは彼にとって、自分らし...
  • ZoppettiDavid『不法愛妻家』表紙
    ZoppettiDavid
    2012-08-31
    新潮社
    イタリア人VS大阪人!?ロマンティストの夫とクールな妻、はらはらドキドキの国際ファミリーを描く痛快、新鮮な愛の物語。結婚してからも続く、まっ...