馳星周

馳星周プロフィール&ガイド

馳星周(はせせいしゅう)―1965年生まれ(60歳)。北海道浦河郡浦河町出身。小説家。

本名の坂東齢人での書評も多し。

1997年『不夜城』で第18回吉川英治文学新人賞、1998年『鎮魂歌』で第51回日本推理作家協会賞(長編部門)、2020年『少年と犬』で第163回直木賞受賞。

関連作家・似てるかも作家:伊吹有喜 凪良ゆう 高山羽根子 片山衆悦 原田マハ 喜多川泰 池澤夏樹 シンシア・L・コープランド 三浦健太 田中淳

馳星周レビュー一覧(1冊)

  1. 『不夜城』表紙
    台湾人香港人中国人が覇を競う新宿裏社会。騙し合い、懐の探り合いがソリッドな文章で描かれるハードボイルドだ。主人公含む登場人物がすべて悪人というソラ恐ろしさも、街で生き延びるための鎧か。カッコイイねぇ。
    文学(小説)

馳星周の新刊・近刊

  • 馳星周『飛越』表紙
    馳星周
    2025-05-28
    光文社
    落馬事故以来荒んだ日々を送る元花形騎手の円谷翔吾は、ある日、娘の願いを聞く。「ルプスデイに勝って」。比類なき強さで障害競馬界の絶対王者の座に...
  • 馳星周『月の王』表紙
    馳星周
    2025-02-25
    KADOKAWA 角川文庫
    暴力と陰謀が渦巻く都市・上海。帝国陸軍の特務機関に所属する伊那雄一郎は、駆け落ちした侯爵令嬢・一条綾子の身柄を確保する密命を与えられた。とも...
  • 馳星周『黄金旅程』表紙
    馳星周
    2024-09-20
    集英社 集英社文庫
    直木賞受賞第一作。 装蹄師の平野敬は北海道の浦河で養老牧場を営んでいる。牧場は幼馴染の和泉亮介の両親が所有していたものだったが、騎手だった...